2021年02月05日 19:37更新
上越市の本町商店街では5日、レルヒ祭に合わせて、恒例の雪灯ろう作りが行われました。今年は思わぬ助っ人が駆けつけました。
雪灯ろうは、レルヒ祭を盛り上げようと、毎年、本町商店街の店主などが手作りで設置しています。今回はそこにまつりの実行委員会のメンバーが加わりました。レルヒ祭のメイン会場、金谷山でのイベントが、コロナ感染拡大防止で行われなくなったため、助っ人として初めて灯ろうづくりに参加しました。委員のひとりは「雪灯ろう作りは初めて。意外と大変。やってみないとわからない」を笑顔を見せていました。
去年は雪不足だったため、雪灯ろうの設置は2年ぶりとなります。今回は商店街に約20基つくられ、5日から7日までの夜間、LEDが灯されます。商店街のひとたちも「実行委員会メンバーが新鮮に灯ろう作りに取り組んでもらえてありがたい。これで灯ろうの良さが地域に伝れば」「これがないとレルヒ祭の感じはしない。灯篭をみて雪国の風情を感じてもらえれば」「大雪とコロナで物事が止まっているが、商店街に寄ってもらえるようなおもてなしをしたい」と作業に汗をかいていました。
レルヒ祭実行委の大嶋賢一委員長も「この冬はコロナと雪で大変だったが、市民の皆さんにはゆったりした気持ちで雪灯ろうを見てほしい。今年はスキー発祥110周年目だが来年は111の年。今回は色々あったがこの経験を糧に、来年に活かして楽しんでもらえる準備をしたい」と話しています。
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