2021年01月30日 00:16更新
コロナ禍で修学旅行が2度にわたって中止となった上越市立有田小学校の6年生が29日、旅行の代わりに上越市内の日帰りツアーに出かけました。
日帰りツアーには6年生69人が参加しました。児童は去年9月に東京方面の修学旅行を予定していましたが、コロナ禍で延期に。さらに、11月に計画した長野・群馬方面への旅行も無くなりました。学校では、6年生に思い出を作ってもらおうとPTAと連携し、今回のツアーを企画しました。
林克巳校長は「小学校の一番の思い出は修学旅行だと思う。思い出作りと学びの場を充実させて卒業させてあげたい 」と話します。
29日は、大潟区の体操場「ジムリーナ」と藤野新田にある結婚式場「シェ・トヤ」を訪れました。そのうち「シェ・トヤ」では、はじめにチャペルの総支配人、髙沢今日子さんからウエディングプランナーの職業について、話を聞きました。
髙沢さんは、この仕事はカップルの理想の結婚式をつくるアドバイザーだとして「お客様の幸せは自分の幸せだと感じられることが大切。女優になった気持ちで、お客様に不安や心配を与えない接客が必要」だと説明しました。
その後、披露宴会場でコース料理を食べながらナイフやフォークの使い方など、テーブルマナーを学びました。
6年生は「家でははしで食べるので、ナイフとフォークでは難しい」「おいしかった。修学旅行が無くなって悲しいが、みんなでご飯食べられて嬉しい」「宿泊はできなかったけど、小学校の良い思い出になった」と笑顔で話していました。
髙沢さんは「大人になったときに、就職の選択肢のひとつになれば嬉しい」と話しました。
林校長は「子どもたちのマスクを外しての笑顔を久しぶりに見ることができてよかった」と安心した様子でした。
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