2021年01月14日 16:46更新
上越市は、除雪費の不足が生じたため、13日(水)20億円の補正予算を先決処分しました。これに当初予算を合わせると51億円となり合併後、最大の除雪費となりました。
そうした中、小此木 八郎 防災担当大臣が14日(木)上越市の高田地区に入り、大雪被害の状況を視察しました。大臣に同行した上越市と妙高市の市長は、除雪などへの財政支援を求めました。
上越市を訪れたのは、小此木 八郎 防災担当大臣とその一行6人です。これは地元選出の髙鳥修一衆議院議員が、視察を依頼して実現しました。一行は、村山市長から大雪の影響や消雪パイプなどの説明を受けながら、南本町の倒壊家屋や雁木通りの除雪状況を確認しました。
この後、花角県知事と上越市、妙高市、糸魚川市の各市長が雪害に対する支援の要望書を小此木大臣に手渡しました。
具体的には、例年2月中旬まで降雪期が続く中、上越市と妙高市では、すでに除排雪費用の当初予算を使いきったとして、臨時特例措置などの財政支援を要望しました。
また、災害救助法の適用期間が10日間と短いなか、人員不足で要援護世帯の雪下ろし作業が間に合わないとして、適用期間の延長も要望しました。
小此木大臣は「視察して、除雪中のお年寄りの悲痛な声を聞いた。マンパワー不足、財政的な支援を国として応援したい」と話しました。
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