2020年12月15日 18:16更新
妙高市在住の40代男性が昨年12月から今年4月にかけて特殊詐欺にあい、電子マネー1,765万円分をだましとられた。警察が特殊詐欺事件として、捜査にあたっている。
警察によりますと、昨年12月11日、男性の携帯電話に、動画コンテンツへの登録が完了したお知らせと、誤作動登録の場合は必ず電話で問い合わせるようにとの内容のメールが届いた。さらに翌日、有料動画チャンネル利用の御礼と、連絡がない場合は少額訴訟の手続きになるという内容のメールが届いた。
男性がメールに書かれていた電話番号に連絡すると、2件の有料サイトに登録されていると告げられたうえ、
「利用料金等が未払いになっていて、支払わない場合は訴訟手続きに入る」「誤作動であっても登録を解除するには、いったん料金を全額支払ってもらわなければならない」「とりあえず50万円をウェブマネーで支払って下さい。5万円分のウェブマネーを必要分買って、削ると出てくる番号を電話で教えてください」などの内容を電話で指示された。
男性はこれを信用し、電子マネーで50万円分を支払ったところ、その後、約4か月にわたり、様々な名前を名乗る者から見放題プラン加入料や、延滞料、解除料などの名目で支払いの指示があり、男性は23回にわけて合計1,765万円分の電子マネーを購入し、結果だまし取られました。
最終的に男性は不審に思い、警察に届け出たということ。
警察では、金がからむ話は疑って、家族や警察にすぐ相談するよう注意を呼び掛けている。
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