2020年12月03日 16:37更新
上越市春日新田3丁目の事業場の跡地から、土壌汚染対策法で定められている基準を超えるベンゼンが検出されたことがわかった。
上越市によると、土地の所有者が事業場跡地の12か所で土壌及び地下水を分析した結果、1地点から基準値が0.01㎎/ℓ以下のところ、0.037㎎/ℓのベンゼンが検出された。ベンゼンは造血系へ障害を及ぼすとされている他、発がん性を有する物質とされている。
結果を受けて、市は周辺に飲用の井戸水がないことを確認した。また周辺の飲用以外に使用されている井戸の地下水を調査し、汚染の有無や汚染の広がりを把握するとしている。また土地の所有者は地下水の浄化を実施する予定だということ。
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