2020年12月03日 10:34更新

コロナ禍で利用者の減少が続く上越市三和区の三和ネイチャーリングホテル米本陣は経費節減のため、来年1月4日から3月まで、日帰り入浴や宿泊を週末中心の営業にすることになった。また名立区のうみてらす名立では、施設の一部で営業時間が短縮される。

三和ネイチャーリングホテル米本陣は、来年1月4日から、月曜日から木曜日までを休館とする。この間、宿泊は金曜日と土曜日に受け入れ、宴会は金曜日、土曜日、日曜日とする。期間は2月末まで。また日帰り入浴は、毎週土曜、日曜の午前10時30分から午後3時30分までの営業になる。期間は3月末まで。

市の施設経営管理室によると、今年9月の利用状況は去年の同じ時期と比べて、宿泊客が51%、日帰り客は82%、それぞれ減少した。

一方、うみてらす名立は施設の一部で営業時間を短縮する。1階の地場物産館「海の楽市」では、今月から3月末まで閉店時間を1時間早め、午後6時とする。また、大浴場やプール、レストランなどの施設は、来年1月6日から3月17日まで、これまで月1回だった休館日が毎週水曜日となる。この間、宿泊は通常通り利用することができる。

なおホテル米本陣、うみてらす名立ともに、来年4月からは通常営業に戻る予定。

■問合せ：上越市産業観光交流部施設経営管理室　025-526-5111