2020年11月18日 16:00更新
上越市立谷浜小学校の児童が18日、地域に古くから伝わる芸能「里神楽」を披露することになり、地元の神社の宮司から里神楽の舞を教わった。
桑取・谷浜地区で古くから受け継がれる里神楽は、五穀豊穣を感謝するために地元の神社ごとに奉納されている舞。谷浜小学校の5、6年生18人は地域学習で里神楽について学び、その集大成として来年1月に全校児童と地域住民の前で披露することになっている。
18日は2回目の練習日で、地元の桑取地区などの宮司4人から神楽の舞の動きについて教わった。農作物を荒らすものを追い払う舞「獅子」に挑戦する班は、力強く躍動感のある獅子の演じ方や、独特の足さばきを繰り返し練習していた。
児童は「大股や小股で動き、いろいろあって難しかった。かっこよく演じて輝きたい」と意気込んでいる。
児童は練習を重ね、来年1月末に11の演目を披露をする。
白山神社の岩片克己宮司は「目標をもって不得意なところを練習する姿を見て、意識高く取り組んでいると感じた。この地域で生まれて伝えられてきた里神楽。地域の人に想いが伝わる完成度を目指したい」と話した。
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