2020年11月06日 17:45更新
今年度に教育や社会福祉など様々な分野で活躍した市民や団体を表彰する上越市表彰式が、6日に行われた。
上越市は、市政、産業、教育社会福祉など8つの分野で功績のあった市民や団体を毎年表彰。今年は市民89人と3つの団体が選ばれ、村山市長から表彰状が贈られた。
式では、教育分野で功績のあった絵本の読み聞かせ団体「そらとぶじゅうたん」の清水由里さんが受賞者を代表して挨拶をした。そらとぶじゅうたんは週1回、高田図書館を中心に活動している。読み聞かせは今年10年目の節目を迎えた。
清水さんは「絵本は子どもの心を豊かにして生きる力を育てるものだとして、親子で本に触れる時間を作ってほしい」「スマホの時代になり、ますます活字離れの広がりを感じる。読み聞かせの後、図書館で借りて帰って家で楽しんでもらうことが大事。小さなときにその積み重ねをすることが、大人になって大きく変わってくるともいわれている。ぜひ図書館へきて絵本を楽しんでもらいたい」と話した。
村山市長は受賞者に対し「みなさんの活動は町の発展を支える大きな活力になっている。今後も人と人、人と地域の絆を紡ぎ、活気ある町作りに尽力してほしい」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.