2020年11月05日 16:25更新

出るわ出るわ ゴミの山！

上越市居多地区の三の輪台いこいの広場の近くで5日、不法投棄された廃棄物が撤去された。

三の輪台いこいの広場に向かう市道脇から下をのぞくと…ビニール袋に入った家庭ごみ、家電に車のタイヤなど、斜面一面ゴミだらけ。

撤去作業は県の不法投棄ストップ県民ウイークにあわせて行われた。上越地域の3つの市や民間事業者などで作る上越地区廃棄物不法処理防止連絡協議会のメンバー約50人が参加し、市道約300ｍにわたって斜面のゴミを撤去した。

道路わきには20年ほど前から不法投棄防止の看板が並んでいるが、効果はほとんどなく、斜面の土を掘りおこすとゴミが次々と出てくる。県によると集めたゴミの量は2.1トン（タイヤ除く）だった。

上越保健所環境センターの南直樹センター長は「家庭から出るゴミが多い。労力やコストをかけて撤去することにならないよう市民・県民はゴミの捨て方のルールに従って処理してほしい。きれいな環境の地域で暮らせるようご協力を」と呼び掛けている。