2020年10月20日 18:27更新
食べがたりにギョギョっ!
魚の動画をネット配信する「リモート特別展」が上越市立水族博物館うみがたりで初めて始まった。テーマは「食」で飼育生物のエサや食べ方にスポットをあてている。
特別展のタイトルは「食べがたり~食べて、生きる~」。うみがたりの公式ホームページで見ることができ、魚や水生昆虫、ペンギンなど10種類の生き物について、うみがたりでもなかなか見ることのできないエサを食べる様子を動画で解説している。
うみがたりの須藤耕佑さんは「新型コロナの感染拡大予防のために、1つの解説に沢山の人が密になって見るスタイルが難しくなったので、リモート展を企画した。私たちも食事のときは笑顔になるように、生き物がご飯を食べるときは魅力的に映る瞬間。動画にしたら面白いと思った」と話す。
また水族館に入館した場合も、展示水槽の横にQRコードがあり、スマートフォンを使って、その場で動画を見ることができる。うみがたりではこの後も動画を追加していくということで、展示水槽の裏側、バックヤードで飼育している生き物の撮影が19日に行われた。
動画は撮影からナレーション、編集まですべてうみがたりのスタッフが行っている。須藤さんは「普段あまり動かない生き物が活発に動く。普段見せてくれない歯や動きが面白い。水族館に行きたくても行けない人はご家庭で。実際に来た人は展示と動画を見比べるなど、それぞれのライフスタイルにあわせて楽しんでほしい」と話している。
このほか、ウニやサメ、クジラなどの歯の標本と上越のサメ食文化も紹介している。 リモート特別展「食べがたり~食べて、生きる~」は12月20日(日)まで開かれている。
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