2020年10月12日 16:20更新
高田本町商店街の職人に和菓子づくりを学ぶ授業が12日、上越市立大手町小学校で行なわれた。
和菓子づくりに挑戦したのは3年生54人。講師を務めたのは、本町5丁目にある大杉屋惣兵衛お馬出し店の和菓子職人、宮越雅士さんだ。
児童が作ったのは「もみじ」と「キク」の2種類。
もみじ
キク
そのうち「もみじ」は、白あんと寒天、2色の生地をふるいでこし、あんこを包むようにのせていく。 児童は「完璧にできた。あんこに生地をつけるのが難しかった」と話した。
また「キク」は、白あんとぎゅうひで作った生地であんこを包み、くしで模様をつける。そこに花弁を添えて、ようかんを切り抜いた葉っぱを乗せれば完成だ。
児童は和菓子作りを振り返り「作っているのは見たことがないので、良かった」「(講師は)一瞬であんこを包み、すごかった」と驚いていた。宮越さんは「色んな人が商店街に関わっていることを知ってほしい」と話した。
児童は今年度、ふるさとの魅力を探ろうと地元、本町商店街の文化や歴史を調べている。2学期はきょうの経験をもとに、商店街の魅力を発信する方法を考え、3学期に実行することにしている。
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