2017年05月22日 18:24更新
上越市のガス水道局が発注した工事で談合の疑いがあり、市に損害賠償を請求するよう求めた裁判で、訴えを棄却された原告側が判決を取り消すよう控訴した。
22日にガス水道事業管理者宛に控訴状が送達された。原告側は、原判決の事実認定及び法律解釈に誤りがあることを理由に、原判決を取り消すことなどを訴えている。口頭弁論は7月10日に予定されている。
上越市のガス水道事業管理者の市村輝幸さんは「控訴状の内容を詳細に確認するとともに、顧問弁護士等と協議しながら適切に対応してまいります」とコメントしている。
この問題は平成18年から5年間、上越市ガス水道局が発注した工事で談合が繰り返された疑いがあり、市が約1億3,000万円の損害を受けたとして、市民団体が市に対して業者12社に損害賠償請求するよう求めていたもの。今年3月6日の判決で原告側の市民団体の訴えが棄却された。
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