2020年09月04日 17:48更新
土木技術を学ぶ高校生に、建設業のやりがいを知ってもらおうと、4日、橋の架け替え工事の見学会が 開かれた。
見学会が開かれたのは、妙高市の太田切川にかかる国道18号、妙高大橋の架け替え工事現場。県立上越総合技術高校土木防災科の2年生40人が参加した。
見学会は、県建設業協会上越支部の青年部会が、将来の担い手を確保するため毎年開いている。
生徒たちは、工事の担当者から、橋はいずれは老朽化すること、そうなる前に架け替える必要があると説明をうけた。そのあと実際に橋げたにボルトを打ち込む作業を体験した。
このほか、安全対策の装備や熱中症対策についても説明を受けた。
男子生徒は「キツイ、大変というイメージがあったが現場を見て違うと感じた。自分で作ったものが残ることが建設業の良いところ。進路を考えるうえで参考になった。」と。
女子生徒は「人の生活を支えるところに魅力を感じている。将来は道路や橋を作る土木技術者になりたい」と手ごたえを感じていた。
岡田部会長は「ぜひ、建設業に進んでもらい、地元の社会資本の整備に役立ってもらいたい」と期待をよせていた。
生徒は来週、建設業界で働く若手技術者との意見交換も行うことになっている。
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