2020年09月01日 17:48更新
パソコンでインターネットを閲覧中にパソコンが動かなくなり、その解除費用で4万円をだましとられたとして、妙高市の70代男性がきょう妙高警察署に被害届を提出した。警察は届け出を受理し、捜査を進めている。
妙高警察署によると先月12日、妙高市の70代男性がパソコンでインターネットを閲覧していたところ「このパソコンは閉じられました」などと音声が流れ、パソコンが動かなくなったという。
男性が画面に表示された電話番号に電話したところ「特殊なウイルスが入っているので解除する必要がある」などと言われた。
相手は男性のクレジットカードの番号を知っていて、男性は相手の指示に従いカードのセキュリティコードを伝えた。すると「クレジットカードから解除費用4万円を引き落とす」と一旦言われたが、直ぐに「この番号は使えない」と言われ、解除費用としてコンビニで電子マネー4万円を買ってくるよう指示された。
翌日、男性は指示に従ったうえ、電話で電子マネーの番号を伝え、4万円をだまし取られた。
男性のパソコンはその後、使えるようになったが、男性は同じ相手からさらに5万円分の電子マネーを買うよう指示され、だまされていたことに気づき、警察に被害届を提出した。
さらに、男性のクレジットカードが不正に使われ、先月13日、何者かが電子マネー2万円分を購入したということ。
警察によると、この場合、被害の対象はカード会社になるということ。
警察ではパソコンなどの情報媒体を通じた被害に遭わないよう、金の請求があったら家族や警察に必ず相談するよう呼びかけている。
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