2017年05月14日 09:47更新
スキー競技の普及と技術の向上を目指す新団体「上越市スキー協議会」の設立総会が13日、上越市で開かれた。
上越市スキー協議会には高田スキー団と中郷ジュニアXC(クロスカントリー)スキー育成会の2団体が加盟する。
協議会によると、中郷ジュニアXCスキー育成会は上越市の補助金を活用しながら中郷区内の小中学校で指導を行っていた。補助金の交付は今年度から廃止されため、市の体育課などから上越市体育協会のジュニアトップアスリート育成事業の活用を提案された。育成事業を受けるには体育協会の種目別登録団体であることが必要。しかし規約で1つの種目で2団体以上の登録ができないため、スキー登録団体である高田スキー団と協議を進めてきた。協議の結果、上越市スキー協議会が設立されることになった。
会長には高田スキー団の団長を務める石倉照男さんが就任する。
石倉会長は「協議会は、子どもたちにがんばってほしいと思い設立した。牧区や安塚区の団体にも声をかけて広げられれば」と話している。
協議会では定期的な講習会や合宿で小中学生の育成にあたる他、レルヒ祭や安塚区で開催されるレルヒカップの運営協力など、2つの加盟団体の活動を継続して行う。
協議会は5月20日に開かれる上越市体育協会の理事会で、ジュニアトップアスリート育成団体として指定される見通し。
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