2020年07月11日 15:00更新

南にうんまいものあり！

上越市三和区や板倉区など、5つの地区にある飲食店のテイクアウトメニューを紹介するマップが完成した。マップは抽選で商品券の当たるスタンプラリー付きで、12日に新聞の折り込みチラシで配られる。

完成したテイクアウトマップ

マップには三和、牧、中郷、板倉、清里にある飲食店、29店舗のテイクアウトメニューが載っている。大きさはＡ3判。

マップは三和区の飲食店からの申し入れを受けて、それぞれの区にある商工会が合同でつくった。三和商工会の髙橋和則事務局長は「飲食業はコロナで非常に厳しい状況にある。その支援ができればと思ったのがきっかけ」だと話す。

マップにはスタンプラリーカードが付いている。参加店でもらえるスタンプを5つ集めると、参加店で使える500円から5000円の商品券が当たる抽選に応募することができる。ただし、異なる3店舗のスタンプを集めることが必要。

参加店のひとつ三和区の「たんぽぽラーメン」。店は40席ほどあるが、座席をロールカーテンで仕切ったり、消毒液を設置するなどしてウイルス対策を徹底している。たんぽぽラーメンの山本利明さんは今の状況について「コロナで客の滞在時間が短かったり、来客数が少なかったりして試行錯誤している。店でも独自でチラシを配るなどしている」と話す。

たんぽぽラーメンではつけ麺などテイクアウトメニューを30種類以上提供している。山本さんは「今回のマップは店を知らなかった人に知ってもらうチャンス。マップを見て行こうと思ってもらえると嬉しい」と期待を寄せる。

テイクアウトマップは1万8,000部。12日と31日の2回、新聞の折り込みで三和、牧、中郷、板倉、清里、高士の約6,500世帯に配布される。その他、5地区の商工会と参加店にも置いてある。またマップとは別にスタンプラリーカードだけの配布もある。三和商工会の髙橋事務局長は「マップを見て店を訪れ、ぜひ参加店のみなさんを心強く応援してほしい」と話している。

 詳しくは三和商工会（℡025-532-2192）または、ほか4地区の商工会までお問い合わせください。なおスタンプラリーの抽選応募締め切りは8月末まで、抽選は9月上旬となっている。