2020年06月14日 19:17更新
盆栽の手入れを学ぶ教室が14日、上越市の県立大潟水と森公園で開かれた。
県立大潟水と森公園では植物に親しんでもらおうと、盆栽教室を年に3回ほど開いている。今年度は新型コロナウイルスを予防するため、4月と5月は開催できなかった。講師は地元、盆栽愛好会のメンバー3人。教室には定員を上回る15人が参加し、手のひらサイズ、小品盆栽の手入れを学んだ。
盆栽の形を変えるためには、枝に針金を巻き付けて向きを調整する必要がある。枝は上向きにすることで若く見える一方、下げることで老木らしさを強調することができるという。
ただし長い期間、針金を巻き付けておくと跡が残るため、注意が必要だ。参加者の中には、自分の盆栽を持ち込み、講師に手入れをお願いする人もいた。
参加者は「剪定には勇気がいるので、どうすればいいか聞いてみたかった」「針金を使ったことがなく、枝の曲げ方が分かった」と参考にしていた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.