2020年06月01日 18:05更新
新型コロナウイルスの影響で休業していた上越市の温浴・宿泊施設が1日から順次営業を再開した。
1日に営業を再開したのは日帰り入浴施設など15施設。このうち、名立区にあるうみてらす名立は、4月14日から入浴をはじめ館内すべての施設を臨時休業していて約1か月半ぶりの営業となった。
午前中から館内には、買い物客や入浴客の姿が見られた。施設を運営する㈱ゆめ企画名立の細谷孝雄社長は「一か月半休み、営業再開できほっとしている」と胸をなでおろしていた。
うみてらす名立では再開にあたって、従業員のマスク着用や施設のアルコール消毒をはじめ、レジやカウンターを透明のシートで覆うなど、感染予防対策を徹底した。利用客にもマスクの着用や手の消毒、密にならないよう間隔をあけるなどの協力を呼びかけている。
長野県をはじめ県外からの客も多いうみてらす名立は、昨年4月と5月をあわせ8万7,000人の利用があったが、今年は4月の4,000人だけ。
細谷社長は「感染防止に努めているがウイルスが入ってくる可能性がある。以前のように客が戻るか心配。安全面と営業面でバランスとることが課題…元通りにぎやかな施設になれば、お願いします」と話していた。
上越市ではこの他、上越観光物産センターなど6日までに6つの施設が営業を再開する予定。くわしい問い合わせは、上越市までどうぞ。
なお妙高市でも、きょうから大滝荘や苗名の湯などで営業が再開されている。
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