2020年05月21日 16:50更新
上越市立水族博物館「うみがたり」は21日、飼育展示していたシロイルカ2頭のうち1頭が20日に死んだと発表した。
写真提供:うみがたり メスのシロイルカ「リーヤ」
死んだのはメスのシロイルカ「リーヤ」(推定13歳)。うみがたりによるとシロイルカの寿命は約40年だということ。
リーヤは3月29日(日)から体調不良が見られたという。治療を行い、一度は回復傾向がみられたが、4月30日(木)から再び体調を崩した。そして20日午後8時すぎ、獣医やスタッフが懸命に治療するなか息を引き取った。最後はエサも受けつけない状態だったという。
リーヤは5月5日の採血で腎炎を発症していることがわかっているが、詳しい死因については現在調査中。
うみがたりは、緊急事態宣言の解除をうけ、5月11日から営業を再開。リーヤは治療を続けながら通常展示されていた。
うみがたりでは「リーヤは水槽越しに愛くるしい姿でみなさまを癒し、うみがたりの人気者でした。多くのご声援をいただきましたことを、心より感謝申し上げます」とコメントしている。
2019年6月 ファンタイムの様子
村山市長は「愛らしいしぐさで多くの皆さまに愛されてきた、シロイルカのリーヤを失ったことは大変残念なことです。残ったシロイルカのソーリャには、これまで以上の愛情を注ぐとともに、今後の態勢について指定管理者と協議していきたいと考えています」とコメントしている。
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