2020年05月07日 14:43更新
障がい者の就労現場で役に立ててほしいと、妙高市で食用のホオズキを栽培・販売しているアサップが、7日、マスク1,000枚を市内の障がい者就労支援事業所に寄贈した。
アサップが贈ったのは、医療用のサージカルマスク1,000枚。アサップが加盟する県中小企業家同友会を通じて入手したもの。
アサップの小川克昌社長は「マスクが入手困難になるなか、障がい者が忘れがちになる」とその理由を語った。
受けとったのは、妙高市内の4つの障がい者就労支援事業所でつくる「妙高市障害者ワーキングネットワーク」だ。ネットワークによると、就労先では、食品の梱包やパンの製造などの作業に取組み、マスクは必需品という。最近は、ウイルス感染対策でマスクが不足気味となり、やりくりに苦労していた。
ネットワークの峯村康広代表は「利用者の家族にマスクを手作りしてもらったほか、洗ったりして再利用してどうにかやりくりしていた。このマスクは貴重です」と喜んでいた。
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