2020年04月30日 17:55更新
みんなで使ってください!
ウイルス感染対策の消毒液の品不足が続く中、食堂ミサが次亜塩素酸水の無償提供を始めた。霧吹きやペットボトルなどを持参すれば誰でも分けてもらえる。
「ありがたい。市場にも消毒液は多く出回らないのでもらえるならもらおうと」「助かります。テーブルなど人が触るところ、家の中の消毒に使います」食堂ミサあらい道の駅店前には開店後から次亜塩素酸水を汲む人が続々と訪れていた。
次亜塩素酸水はインフルエンザやノロウイルスなどの活動を抑える効果があり、それと似た構造の新型コロナウイルスについても有効性があるとされている。また消毒効果と同時に、人体に影響が少ないことから、厚生労働省が食品添加物に登録している。食堂ミサでは店舗内の消毒を徹底するため、去年より計画していた次亜塩素酸水の生成機器導入を今月27日に早めた。同時にウイルス感染対策で次亜塩素酸水の品不足が続いていることから、一般への無償提供を始めた。有限会社ミサ企画の代表取締役、中田浩太郎社長は「通常来られていたお客様も今は来れない状況。まずは皆さんが笑顔で来ていただけるようになるまで何かできないかと。これまで皆さんに愛されて商売させてきてもらったので、お役に立てれば」と話す。
次亜塩素酸水は直接肌に吹きかけても問題のない濃度に調整してあり、ドアノブや車のハンドルなど手の触れるおところの簡単な除菌に使ってほしいと中田社長は呼びかけている。直射日光のあたらない常温以下で密封しておけば、3~5日程度殺菌効果が持続するとのこと。容器はないため霧吹きや空のペットボトルなどが必要。
食堂ミサでは全3店舗、それぞれの営業時間中に提供している。
・本店(上越市中郷区稲荷山) 午前10時~午後3時(定休日:木曜)
・あらい道の駅店 午前11時~午後7時30分(当面無休)
・はまや店(上越市黒井) 午前11時~午後2時(定休日:木曜)
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