2020年04月03日 18:38更新
春の火災予防運動にあわせて、ことし1月にオープンした大潟区の上越体操場ジムリーナで初めてとなる消防訓練が3日行われた。
訓練はジムリーナ2階の多目的室から出火し、初期消火に失敗。職員1人が取り残された想定で行われた。今回は開館以来初めての訓練ということで、ジムリーナの職員5人が頸北消防署の職員に加わって合同で行われた。消防車両は4台出動。
ジムリーナの体操場は観客席が250席。大きな大会では競技者や関係者など約500人が利用するとみられ、いざというときは迅速な避難誘導が求められる。上越市教育委員会スポーツ推進課の石澤克明参事は「現時点ではコロナウイルスの関係で施設のポテンシャルを持て余しているが、この機会にあらゆる状況を想定し、いかに動いていかに備えるか再検討し、防災対策を練っていきたい。」と話す。
頸北消防署の小林春栄署長は「多くの人が利用する施設。消防もより一層安全確認をしなければ。まずは日頃から火災を出さないことが大事。家庭でも火元の点検の徹底を。」と予防を呼び掛けていた。
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