2020年04月02日 11:31更新
妙高市の画家、大口満さんの作品展が上越市本町通りの大島画廊で開かれている。
大口満さんは今年64歳。上越高校の元美術教諭で画業は40年以上になる。
会場には「自然との対話」をテーマにした油絵や水彩画、約70点が展示されている。描かれているのは上越市の金谷山や妙高市の平丸地区など四季折々の地元の風景が中心。大口さんは「自然が本来持つ輝きや生命力を表現したい。そのために最初に暖色の赤系で地塗りをする。冬なら白や青を使うが、そこに赤系を入れることで輝きを表現している」とこだわりについて話した。
「春きざし」サイズ:120号(194.0×112.0)
「春きざし」は、雪どけが始まった平丸の山と沢を温かみのあるタッチで描いている。大口さんは昨年2月から取材を始め、完成までの半年間で現地へ10回は訪れたという。大口さんは「何度も行くことで現地の空気や光を体感する。絵を描く技術だけでなく心も使わないと表現できない」と語り、「作品展では自然と絵の両方を感じ取ってほしい」と話した。
作品展は今月5日(日)まで上越市本町通りの大島画廊2階ギャラリーで開かれている。
※ご覧の記事の内容は2020年04月1日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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