2020年03月06日 20:00更新
休校の間もICTを使って担任の教師と一緒に学ぶことができる授業が上越教育大学附属中学校で始まっている。
家にいる生徒と担任の教師がつながるICT授業が今月2日から始まっている。朝のホームルームでは教師が画面を通じて生徒の健康状態などもチェックする。附属中学校では以前からICT授業に取り組んでいたことで、今回の休校にあわせ活用することができた。2年2組の担任を務める山岸卓矢教諭は「休校という状況でも、こうやってクラスメイトと顔を合わせられるのは生徒にとっても良いことだ」と話した。
授業の編成も学校と同じく午前中は10分の休憩時間をはさみながら3時間目までをこなす。教師はタブレットやビデオカメラを使い授業を前日収録し生徒に配信する。生徒は動画を時には繰り返しながらみて自分のペースで学ぶことができる。社会を担当する佐藤勝久教諭は「動画配信での解説ができると生徒が自主的に取り組める。生徒の学習内容の理解につながっていると思う」と話していた。
生徒は「分からない内容を何度も動画再生できるのが良い。でも直接質問ができないのが不便。やっぱり早く学校に行って皆と一緒に授業を受けたい」と話した。
授業は1・2年生を対象に体育や美術も含め9教科が配信される。この日の午後は延期された修学旅行先の歴史・風土やコロナウイルス対策など生徒各自で調べたという。授業は24日の終業式まで実施される予定。
※ご覧の記事の内容は2020年3月6日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 3月6日 19:00~3月12日 19:00まで)
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