2020年02月26日 17:03更新
子どもたちが安心して登下校できるよう、妙高市で通学路の安全点検が25日と26日の2日間行われた。
安全点検は妙高市の小学校8校で行われている。26日の午前中は、新井南小学校で市の職員や学校関係者など8人が通学路を見て回った。点検は雪の影響などでドライバーから児童が見えにくい場所など4か所で実施。
ここは学校近くにある除戸交差点。新井南小学校の丸山文雄教頭は「今年は少雪だが、例年だとピーターで雪を飛ばすので歩道がなくなるので危険」と説明。その対応策として「除雪事業者に注意喚起をしてみてはどうか」などの意見が出た。
このほか、東菅沼バス停付近の交差点では、路面が凍結すると車がスリップしやすいこと、また、一時停止しない車がみられることから、警察に停止線の設置を要望してはどうかなどの意見が出た。
妙高市教育委員会こども教育課の廣井弘敏さんは「地域の人が危ないと言うところが年ごとに違うので、点検は大切だと思った。市では関係機関と協議しながら対応していきたい」と。新井南小学校の丸山文雄教頭は「ここ最近はボランティアの協力もあり、事故が起きていない。児童には自分で命を守れるようになってほしい」と話した。
通学路の点検は1年おきに夏と冬にわけて行われている。
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