2020年02月19日 11:03更新
2年前に上越市に越してきた女性が子育てをする中で印象に残った出来事を描いたイラストの展示会が、3月に高田郵便局で開かれる。
イラストを描いているのは、新潟市出身の山賀麻美子さん。7歳と3歳の男の子がいる子育て真最中の母親だ。5年ほど前から趣味のイラストをカフェや病院の待合室などで発表してきた。
作品の主なテーマは、子育てで思ったことや感じたこと。絵日記風に描いている。
そんな山賀さんは夫の転勤に伴い2年前、上越に越してきた。そのとき、公園で見知らぬ子どもが当たり前のようにわが子の面倒を見てくれ、優しくてフレンドリーなことに驚いたそうだ。
このほかにも、公園で気軽に泥遊びや昆虫採集ができるなど、子どもにおおらかな気風と身近にある自然が子育てにぴったりだという。
3月の展示会にも電車でのお出かけや朝市でのふれあいなど、上越ならではの子育ての様子を描いた作品が並ぶ予定だ。
山賀さんは「子育て経験者から子育ては一瞬で終わると聞いている。子どもと過ごす当たり前の風景を残したい。当たり前でなく特別な思い出になることを意識して描いている」と話す。
イラストは自己流で子育ての知識と経験もまだ未熟だが、子育て中の同世代の親から共感してもらえればうれしいと話している山賀さん。「子育ては大変だけど楽しいよね、というメッセージ届けたい」と意気込んでいる。
山賀麻美子さんの作品展「子どもと暮らす上越市・春夏秋冬」は、3月3日(火)~27日(金)高田郵便局で開催。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.