2020年01月30日 09:44更新

妙高市にあるロッテアライリゾートの中谷高士 代表取締役が28日、新井商工会議所の新年会で講演し、冬だけでなく通年観光を目指して地域と協力していきたいと話した。

講演のなかで中谷代表取締役は、この冬の客室利用数が昨年度と比べて12月が130％、1月が123％と順調に増えていることを紹介した。

利用客の内わけは、オーストラリアをはじめ、香港、シンガポール、韓国、中国など。

その一方で、グリーンシーズンの利用は85％以上が国内からということで、今後の課題について次のように話した。

「（冬は）パウダースノーがあるが、無くなると突然海外客が減る。妙高だけでなく上越市の観光をアピールし、この地域に客を呼ばないといけない。日帰りでも使えるリゾートをどう作るか考えて展開したい」。

そして「いろいろな形で私たちのドアを叩いてほしい。私たちも地元に何があるかわからないので、こうゆう素材があるよと、どんどん教えて頂きたい。敷居が高いように見えるかもしれないが遠慮なくドアをノックしてもらいたい」と話した。