2019年11月29日 18:39更新
上越市直江津の日本画家、齋藤隆夫さんの個展が本町のアートサロン遊心堂で29日から始まっている。齋藤隆夫さんは現在69歳、画業は49年に渡る。自身は画家ではない、ひとりの職人だと話し「画業をやめない で良かった。絵を描いていると熱中して自分が絵の中に入っていく」と話した。
齋藤さんの作品は岩絵の具や金粉、パールの粉を使い、長い時間をかけて描くのが特徴。長いものは5年かかったという。今回は「久比岐野を描く」と題し、妙高山や苗名滝、高田公園などを題材にしたおよそ30点が展示されている。齋藤さんは個展の見どころについて「秋は秋らしく、春は春らしく、冬は冬らしく。色の配置などを見てほしい」と話した。
齋藤隆夫さんの日本画風景展は来月12月3日まで、本町4丁目のアートサロン游心堂で開かれている。
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