2019年11月29日 14:41更新
上信越自動車道の信濃町IC~上越JCT間が12月5日(木)に全区間4車線化になることを28日、NEXCO東日本が発表した。
上信越自動車道は関越自動車道藤岡JCTから北陸自動車道上越JCTまでを接続する、延長約203㎞の高速道路。このうち信濃町IC~上越JCTまでの37.5㎞で4車線工事が行われていた。
去年12月7日にはこの区間のうち、8割にあたる28.7㎞が4車線で開通しているが、今回年度内完成を目指していた残り2割、8.8㎞の工事が終わり、12月5日午後3時頃から4車線が開通する。
今回新たに4車線化となるのは①信濃町IC~妙高高原IC間(1.9㎞)②妙高高原IC~中郷IC間(2.5㎞)③中郷IC~新井PA・SIC間(4.4㎞)の3か所。
4車線化工事の区間は、日本有数の豪雪地帯を通過している上、標高40mから680mまで上がる急勾配の区間でも知られるが、NEXCO東日本によれば、すでに4車線化された箇所と暫定2車線だったころを比べると、死傷に至る重大事故が約6割減少、事故発生による通行止めの割合も約2割減少したという。
さらにGWやお盆など交通が集中するときの渋滞は大幅に減少したという。また豪雪時のスリップ事故や登坂不能車両が原因の通行止めも半減した。完全4車線化となることで、交通の利便性・安全性がさらに高まるとみられる。
上信越自動車道の4車線化全線開通は12月5日(木)午後3時頃からの予定。
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