2019年11月17日 11:38更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。11月17日からの放送は「新そばの季節 到来!」。それぞれのお店の雰囲気や一押しメニュー、素材や打ち方のこだわりなどを紹介します。
妙高市美守にある「古流手打ちそば処 こそば亭」。昔から妙高山麗で栽培されてきた在来種“こそば”を使った手打ち蕎麦が通年で味わえるお店です。
店内はテーブル席と小上がりがあり、一人での利用はもちろん、家族連れにも最適。落ち着いた和の空間でゆったりと食事を楽しむことができます。
“こそば”とは妙高在来蕎麦とも呼ばれ、収穫量が少なく、妙高山麗だけにわずかに残る貴重な品種。一般的なソバの実より小さいですが、この小さい実の中に甘味と風味が詰まっているんです。
こそばは現在、土質の合う妙高市の南部と板倉区でのみの栽培。他の品種と交配しないよう注意しながら栽培されています。収穫し乾燥させたこそばを石臼で挽き、毎朝手打ちしている自慢の蕎麦がこちら。
ざる蕎麦 800円(税込)
適度なコシとモチモチとした食感もこそばの特徴のひとつ。つなぎは妙高山麗で古くから伝わるヤマゴボウの葉を使用。伝統のつなぎを使うことで特有のコシが楽しめるんですね~。
もちろんそばつゆも自家製。かえしを2~3週間ほど熟成し、醤油の角を取ってまろやかな味わいに。そこへかつおだしを独自の配合でブレンドし仕上げています。
続いてはそば粉を粗目に挽いた田舎蕎麦。
妙高田舎蕎麦 900円(税込)
※1日10食限定
田舎蕎麦の麺が太く切ってあるのは、家庭の蕎麦がルーツ。元々こそばは妙高地域で自家消費用で食べられていて、田舎のお母さんが手作りしていた蕎麦が太切りだったのを再現したんだそう。
この他こそば亭では、実を石臼で手挽きした土日限定の蕎麦などもあります。こそばを使った新そばは 11月20日(水)以降の提供予定です。
この地でしか味わえない“こそば”を使った蕎麦。ぜひ一度味わってみては?
古流手打ちそば処 こそば亭
■場所:妙高市美守681-1
■営業時間:11:30~蕎麦が切れ次第営業終了
■定休日:月曜・火曜
■問合せ:℡0255-72-8628
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