2019年11月08日 12:36更新
上越市の墨画教室、「芳墨会」の作品展が7日からあすとぴあ高田5階のュゼ雪小町で始まった。
会場には、墨画作品130点が展示され、初日からたくさんの人が訪れた。作品展を開いた「芳墨会」は、上越市の作家、笹川春艸さんが、24年まえから指導している墨画教室。現在、初心者から20年以上のベテランまで33人が所属している。
作品展には、1年間の集大成として、会員渾身の力作がならぶ。
多くが山や植物など身近な風景をモチーフにしているが、なかには幼い子どもや火炎土器などを描いたものもあり、バラエティーに富んでいる。
また、白と黒のモノトーンだけでなく、水彩絵の具を使って色を付けた作もある。
笹川さんは墨画の見どころについて「墨の色がきれいか。余白がきれいか。立体感が表現できているか。遠近感がうまくいっているか。何よりも線がきれいか」と話す。
「素人の作品展なので完璧な作品は多くないが、ベテランの作品の中には『やるなぁ』と思わせるものもある」と話している。
作品展とあわせ、ベテラン会員4人による個展も開かれている。
「芳墨会墨画作品展」は、11月10日まで上越市本町5丁目あすとぴあ高田5階のミュゼ雪小町で開かれている。
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