2019年11月02日 09:26更新
県立上越総合技術高校で建築を学ぶ2年生が1日、上越市西本町の阿部建設を訪ね、現場の仕事を見学した。
見学会は、高校生に地元での就職を検討してもらう狙いがある。この日は上越総合技術高校で建築を学ぶ生徒約40人が阿部建設を訪ね、建設業の実際を学んだ。
生徒を案内したのは、現場監督の横田尋さん。横田さんは上越総合技術高校の卒業生で3年前、阿部建設に就職した。
横田さんは、仕事の魅力について「現場監督になって2年目、3年目で職人さんに指示したり、図面を書いたりすることができる。今までも建物を一緒に作ってきた。やりがいのある仕事だと思う。これからも続けていきたい」と話した。
女子生徒は「横田さんからコミュニケーション能力が必要と聞いた。日常生活で必要な能力をたくさん身につけたい」と話した。
男子生徒は「自分にはできないことを先輩はやっている。これから勉強して先輩を見習って進路考えていきたい」と話した。
この他、生徒たちは実際の建設現場を見学した。
阿部建設の山口俊一支店長は「建物を積み上げて形にして、お客に喜んでもらうこと、それが我々の仕事の一番の魅力。今回の見学で少しでも建設業をやりたいと思ってもらえれば」と話した。
生徒はきょうの見学会を参考に今後の就職活動を検討していくという。
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