2017年04月06日 18:20更新
妙高市は小中学校の給食調理業務を民間企業に委託し、切り替えを進めている。今年度から妙高市立新井北小学校でも委託が始まり、6日に教育関係者や地域住民などを招いた試食会がひらかれた。
妙高市では行政改革のひとつとして、3年前から給食の調理業務を民間企業に委託している。これまでに新井小学校、新井中央小学校、新井中学校の3校で実施され、新井北小学校は4校目。
試食会には市の教育関係者や地域住民など約50人が招かれ、民間業者が調理したソースカツや、にらたま汁など給食6品を試食した。
試食した人は「カツはボリュームがあって、子どもたちにはとても良いと思う。にらたま汁も薄味でおいしかった。調理員には子どもたちのために、おいしい給食をつくってもらいたい」と話した。
小林啓一教育長は「小中学校3校で委託してきて、試食会などで意見を聞いてきた。不安なところもあったが実際に食べてもらい、安心してもらえている。子どもたちが安心して安全なものを食べていけるよう、今後も委託業者と協力しながら進めていきたい」と話した。
妙高市によると、業務委託は学校の調理室での調理のみで、献立はこれまでと同様に学校の栄養士が考えることになっている。
新井北小学校の給食は10日(月)からはじまる。
※2017年4月6日 ニュースLiNK 初回放送18:30~