2019年10月24日 18:41更新
コンパクトシティが必要です!
妙高市は、人口減少や高齢化が進む中、新井駅などを中心に都市機能を集中させた町づくりを12年かけてめざすことになった。
妙高市がコンパクトシティ化を想定しているのは、新井駅や北新井駅をふくむエリア。具体的には、新井駅を中心とした半径1km以内を都市機能の集約するエリアとして、スーパーマーケットや保育園、グループホームなどを誘導する。
北新井駅を中心とした半径1km以内は居住エリアとしている。2つのエリアの人口は2015年時点で約1万3,000人、市全体の約4割になる。そのうち、居住エリアの人口密度は1haあたり24.3人。このまま人口減少が進んだ場合、2030年度には20.2人と予想されるが、妙高市では、コンパクトシティ化によって22.2人を目指すとしている。
計画は2030年度までの12年がかりで、市民の交流、子育てしやすい環境、雪や災害に強いまちづくりの3つを実現。あわせて、交通のハブ化をすすめ、郊外エリアへ移動しやすいよう鉄道とバスの機能を維持する方針。
23日は市民への説明会が開かれた。その中で、12年という長期計画をふまえ、数年ごとの目標数値を出してほしいこと、電柱の地中化も進めてほしいなどの意見が出た。妙高市まちづくり係の小林豊係長は「市、民間の事業者、市民が一丸となって進めていきたい。ご協力お願いします」と話した。
市では計画の概要をホームページに掲載し、11月13日までパブリックコメントを募集する。その後、11月に開かれる都市計画審議会で審議される予定。
※ご覧の記事の内容は2019年10月24日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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