2019年10月20日 20:02更新
建築を学ぶ大学生が高田の雁木・町家をどのように情報発信していくかを考えるイベント、「建築トークイン上越2019」が19・20日にわたって上越市立大手町小学校で開かれた。 建築トークイン上越は毎年、上越市を舞台に建築を学ぶ大学生の有志が集まり、地方都市の課題やあり方を議論しあうイベント。11回目のことしは関東を中心に10の大学から約100人の学生が参加。テーマはPRの語源でもある「パブリックリレイションズ」で高田の町家や雁木通りの魅力をどのように発信していくかを話し合う。
学生たちは2日間かけて高田のまちを見学してアイデアをまとめ、各大学の講師や地元関係者の前でグループごとに発表した。雁木・町家の壁に映像を投影する、建物にちなんだ映画祭の開催、寺町の住居と寺社の間のスペースにくつろぐ場所を設けるなどアイデアを提案し、建築大学生の視点をいかし、実証効果などを交えたプレゼンテーションを行った。
このうち好評を得ていたのは「高田雁木図鑑」の制作を考えたグループ。それぞれ特徴が違う雁木・町家の図面や流雪溝などの雁木生活を支えるシステム、そこで生活する人のインタビューなどを図鑑に盛り込んだ。さらにこれを生かして、町家にも地図と図面を掲示することで、訪れる外部の人が意識的に雁木を楽しむことができるという。このグループのメンバー、法政大学修士1年の矢萩健吾さんは「今回は提案だったが、できることなら制作してみたい。東京の学生だけでなく地元の上教大の学生など、建築学生でない人も巻き込んで作れたら。」と話していた。
このイベントの運営幹事長で日本女子大学の加藤真璃子さんも「外から来ている目線で見ると高田の魅力は点在している。住んでいる方がまちの誇りを持ってもらえたら。」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.