2019年10月09日 17:30更新
プロの料理人を招いて、仕事の魅力を語ってもらう授業が、上越市立直江津南小学校で開かれた。これは「かがやきプロジェクト」と題して、5年生に将来の仕事や夢について考えてもらおうと開かれた。
講師をつとめたのは、直江津南小学校の卒業生でもある高田駅前の料理店、「酒菜蔵わのき」の大橋壮聡さん。
大橋さんは、はじめに氷の器づくりを披露。専用の道具を使って手際よく氷をけずっていった。
大橋さんはこの氷の器を料理の盛り付けに使おうと、4年かけて技をおぼえたという。
大橋さんは児童に「お客さんの喜ぶ顔が見たいから覚えた。開業して10年経つが喜んでもらっている。また来たいと思ってもらうことが自分の仕事」と話した。
続いて、児童が料理の基本となる野菜の「飾り切り」に挑戦した。まえもってニンジンを花の形に切ったものを「ねじり梅」と呼ばれる立体的な形に仕上げる。
児童は、大橋さんのつくった手本を見ながら、見よう見まねで作っていた。
児童は「難しいけど楽しかった。1回目より2回目の方がうまくいった。料理人はかっこいい。人を喜ばせることができる。将来やりたいことの1つに考えてみる」と話した。
直江津南小学校では今後も様々な分野から講師を招く予定。「かがやきプロジェクト」には、これまでにサッカー選手や水族館のスタッフが招かれている。
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