2019年09月26日 04:00更新
上越市立里公小学校の児童が地元出身の世界的画家、富岡惣一郎が生み出した「トミオカ技法」に挑戦した。
富岡惣一郎は、大正11年、旧高田町生まれ。洋画家として雪の白を追求し独自の絵の具とトミオカ技法を編み出した。体験教室に参加したのは、里公小学校の6年生27人。
講師を務めたのは南魚沼市にあるトミオカホワイト美術館の元館長で長谷部昇さんと三和区にあるギャラリー葵・楽庵の飯野ケイさん。
トミオカ技法は、先に白い絵の具をキャンバスの全面に塗って、あとから先のとがった道具で白を削っていく。
児童は自由にイメージをふくらませながら絵を描いた。 最後には、講師の2人がキャンバスに黒い絵の具を塗って布で拭き絵を浮かび上がらせた。
参加した児童は「難しかった。また機会があればやってみたい」と話した。
長谷部さんは「富岡惣一郎の 世界を子どもたちが自分なりに描こうとしている。良い悪いじゃなく純粋に描こうとしている」と。飯野さんは「富岡惣一郎のことを知ってもらうだけでなく、こどもたちに何かのヒントになってくれればと思う」と話した。
ギャラリー葵・楽庵では、富岡惣一郎の作品展を今月29日まで開いている。
※ご覧の記事の内容は2019年9月25日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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