2019年09月04日 17:14更新
上越市立南川小学校で、水の大切さについて学ぶ授業が3日開かれ、児童がジュースを使って水の汚れを調べる実験に挑戦した。
実験に取り組んだのは南川小学校の4年生32人。児童はこれまで、学校の近くを流れる保倉川や農業用水で水の大切さや環境について学んできた。この日は上越環境科学センターの職員から水の循環などについて話を聞いた。
児童ははじめに使い終わった水道水は下水処理場で汚れを分解したあと、川や海に流され、それが蒸発して再び雨となり川となり、循環していることを学んだ。
続いて水にジュースを混ぜると魚がすめるかどうか、実験で調べた。使ったのは炭酸飲料とスポーツ飲料。
これを4000倍に薄めて試薬と混ぜると、水の汚れの度合いによって色が変わる仕組みだ。
この図の紫より右側の色になると魚はすめない。炭酸飲料はみるみる色が変わり、緑色になった。これは魚がすめる水質の基準値より10倍汚れていることを示している。
左:スポーツ飲料 右::炭酸飲料
児童は「普段飲んでいるジュースは4,000倍に薄めても、魚にとってはすみにくいことがわかった」と、水への関心を高めていた。
上越環境科学センターでは、実験を通じて水や環境について学ぶ無料の出前講座を随時開いている。
※ご覧の記事の内容は2019年9月4日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 9月4日 19:00~ 9月10日 19:00まで)
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