2019年08月29日 15:06更新
上越市立高志小学校で、29日、市内を流れる関川についての勉強会が開かれた。
高志小学校の4年生は今年度、学校の近くを流れる正善寺川で、植物や生き物を調べ、ごみを拾いながら環境問題について考えてきた。29日は正善寺川が合流する関川について、川を管理する高田河川国道事務所の職員から話を聞いた。はじめに職員は、関川の長さが64kmあり、河口近くでは毎分25mプール8つ分の水が流れていることを紹介した。
続いて職員は、関川で起きた平成7年の7.11水害などをあげ、災害を防ぐために川幅を広げたり、川底の土砂を取り除くなどの治水対策に当たっていることを紹介した。
このほか、関川には63種類の魚がいること、最近は外来の魚や植物が在来種を脅かしている現状も紹介された。
児童は「川の水は浄水場で飲めるようになるので大切だと思った」「学校近くに外来植物があったので、確かめてみたい」と話し、川を通して環境への意識を高めていた。
あすは正善寺川と関川の合流点から河口近くまで歩きながら、水質を調べたり、水害対策のポンプ車などを見学する。
また、児童は10月の文化祭でこれまでの学習内容などを発表することにしている。
※ご覧の記事の内容は2019年8月29日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月29日 19:00~ 9月4日 19:00まで)
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