2019年08月23日 17:02更新
国際ロータリークラブの交換留学制度を利用して1年間ドイツに留学した上越市の高校生2人が、このほど帰国し、上越市の村山市長にドイツで学んだことを報告した。ドイツに交換留学生として派遣されていたのは、県立直江津中等教育学校6年の三牧莉子さんと県立高田北高校3年の市川虹海さんの2人。
留学期間は去年8月から今年7月まで。そのうち、三牧さんはシュトゥットガルトのレラハという町にホームステイ。市長には、日本との文化のちがいを話した。
三牧さんは「今回の留学で一番学んだことは、ドイツの人の愛の大きさ。ハグをされることが多く最初は違和感を感じたが、自分に関心を持ってくれてると思い、安心につながった」と話した。
また、市川さんはノルトラインヴェストファーレン州のビュンテとリュベッチに半年間ずつ滞在。地元大学生との交流を通じて環境や貧困問題について学んだことを報告し、集めたペットボトルキャップをワクチンに換えて、寄付する活動を通して貧困問題について考えるきっかけになった」と語った。
市川さんは「ドイツの若者は、政治、環境、難民問題に自分の意見をもっていることに衝撃を受けた。自分も今後、様々なボランティアに参加し、問題解決に向け手助けできるようにしたい」と話した。
2人に対し村山市長は「この経験を自分の人生に活かしてください」と話した。今後2人はロータリークラブの一員として、交換留学を希望する学生にアドバイスするという。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月22日 19:00~ 8月28日 19:00まで)
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