2019年08月23日 06:00更新
上越市は、板倉区の3つの小学校を統合して、新しく「板倉小学校」を設置する案をまとめ、21 日、板倉区の地域協議会に意見を求めた。
統合の対象は、針小学校、宮嶋小学校、山部小学校の3校。
おなじく区内にある豊原小学校は含まれていない。3校の児童数は針が101人、宮嶋が46人、山部が30人、宮嶋と山部は複式学級。市は、統合へ向け、現在の針小学校を改築したうえ、新しく板倉小学校を設置する方針。
きのうの地域協議会では、なぜ一番古い針小学校を使うのかといった声があがったが、最終的に方針を受け入れることで一致した。
小学校の統合をめぐっては、地域協議会が7年前から検討を重ね市に意見書を提出、昨年、市教育委員会が区内にある4校や保育園の保護者と意見を交わした結果、3校に絞っての統合案を示した。板倉小学校は令和3年4月の開校を目指す。
9月以降、保護者などで作る統合実行委員会が発足し、新しい校歌やPTA組織、スクールバスの運行などを検討していく。
平井達夫 委員長は「(3校の児童が)寄ることで切磋琢磨できる、子どもの未来にはいいと思う」と話した。
一方、今回、統合の対象にならない豊原小学校は現在、児童数131人、6年後には88人と推定されている。市では、ゆくゆく板倉小学校との統合を見据え、保護者との検討を続ける方針だ。
市教育委員会では、来月の9月議会に針小学校の改築についての設計予算案を提出する予定。
※ご覧の記事の内容は2019年8月22日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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