2019年08月14日 18:33更新
14日の上越市高田地区は、全国で今年初めて気温40℃を超えた。これは台風10号の影響でフェーン現象が発生したためで、新潟地方気象台では熱中症に警戒するよう呼びかけている。
新潟地方気象台によると、高田では14日、午後0時54分に40.3℃を観測した。気象台では、台風10号の接近に伴うフェーン現象によるものとみている。また、今年全国で気温が40℃を超えたのは、高田が初めてとなった。
これまで高田の最高気温は1994年8月12日に観測した39.5℃が最高だったが、その記録を25年ぶりに更新した。
猛暑にもかかわらず、午後1時頃の高田公園では、観光客の姿が見られた。観光客は「とにかく暑い。自動販売機のお茶が売り切れで、水を買った」「石川県から来た。思ったより暑い」などと話した。
そのほか、14日の最高気温は大潟で39.7℃、妙高市関山で33.8℃となっている。
上越消防本部によると、管内では2人が熱中症の疑いで病院に運ばれている。気象台では水分をこまめに補給し、汗をかいた場合は塩分も補給すること、冷房を適切に利用することなど熱中症に対して充分な対策をとるよう呼びかけている。
一方、妙高市にある苗名滝では、涼しさを求める観光客などで賑わっていた。
苗名滝は日本の滝百選の一つ。高さは約55m、雪どけのとき水量がピークになり、流れ落ちる水で地響きがするほどだと言われる。
14日は家族連れなどが滝のみえるところで休んだり、写真を撮って楽しんでいた。観光客は「長野から来た。涼しい」「水がきれいで、冷たい」「何度か来ているが、滝の音が最高」などと話した。
なお、15日も暑さは続き、高田の最高気温は39℃と予想されている。
※ご覧の記事の内容は2019年8月14日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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