2019年07月19日 04:00更新
8月下旬に行なわれる謙信公祭の前夜祭で、地元、春日小学校の児童が春日山神社に向けちょうちん行列をする。これを前に18日、児童がちょうちんを作った。
ちょうちん行列は、児童が謙信公祭に参加するきっかけとして毎年行なわれている。5回目の今回は、春日小学校のすべての4年生126人と5年生の有志31人が参加する。ちょうちんづくりには春日中学校の1年生21人が駆け付け、手伝った。
ちょうちんは最初に、バンドとひもを使って取っ手を作る。続いてペットボトルの中にLEDライトを入れる。最後に上杉家の家紋と謙信の旗印、「毘」のシールをはれば完成。
シールはちょうちん行列5周年を記念して作られた。児童は「『毘』は謙信の旗の印」「こんなにちょうちんが明るいとは思わなかった」「友だちと夜歩くのが楽しみ」と話した。
謙信公祭の前夜祭は、8月23日(金)、午後6時30分から。ちょうちん行列には春日小学校のほか、高志小学校の児童も参加し、埋蔵文化財センターから春日山神社までの約1kmを歩く。今回のテーマは「義の心」で、代表児童が春日山神社境内で「義の心」とは何かを発表する。「義の心」について、ある児童は「みんなが優しくする心です」と、答えた。
謙信公祭実行委員会の太田一巳さんは「おのおのに義の心がある。その思いを持って春日山に上がってほしい」と話している。
また、祭りに親しんでもらおうと子ども用の甲冑が用意され、児童は戦国武将の気分を味わった。なかには、「かっこいい」「甲冑を着て謙信公祭に参加したい」と興奮した児童もいた。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 7月18日 19:00~ 7月24日 19:00まで)
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