2019年07月18日 16:00更新
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 7月18日 19:00~ 7月24日 19:00まで)
保護者や地域の人が身近な小・中学校の教育活動にかかわるいわゆる「コミュニティ・スクール」についての講演会が18日、妙高市で開かれた。
コミュニティ・スクールとは、保護者や地域の人が小・中学校に気軽に足を運び、その運営や教育活動に参加する仕組み。教師だけでなく地域全体で子どもたちの成長を支えようという狙いがある。
講演会には、県内にある学校の職員や学校運営協議会の関係者など約230人が参加した。講師には文部科学省総合教育政策局の神田橋芳幸さんが招かれた。神田橋さんは、日本の教員の労働時間は世界の国と比べると長く、一番忙しいとしたうえで、子どもの教育を支えるためには、いろいろな立場の人が関わることが大切だと訴えた。
また、教育者として大事なことはコミュニティ・スクールの制度と仕組みを理解することだと話した。
妙高市では現在、11ある小中学校すべてがコミュニティ・スクールとなっている。参加者はこの後、グループに分かれ、各地区の情報などを交換した。
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