2019年07月18日 17:18更新

来年度から運賃を3割程度値上げするとしていた、えちごトキめき鉄道は18日、通学定期については15％の値上げで運賃変更の手続きを進めると発表した。

えちごトキめき鉄道は、2年連続で減収減益になった他、鉄道施設の維持費用が想定を上回るなど、厳しい経営状況があることから、来年4月から運賃を3割程度値上げすると発表していた。しかし、通学定期については、保護者の負担増を緩和するため、値上げ幅を極力抑制するよう地元自治体から強い要望があり、調整を重ねた結果、通学定期は15％の値上げ改定で運賃の変更手続きを進めることにした。

運賃改定率
　■普通旅客運賃（回数券を含む） 33%
　■定期旅客運賃　通勤定期　33％
　　　　　　　  　通学定期　15％

えちごトキめき鉄道は、運賃値上げ後も引き続き利用してもらえるよう、高齢者や運転免許返納者を対象した割引の実施や、リアルタイムで列車の運行状況を提供するなど、これまで以上に利用者の皆様の声に耳を傾けて、利便性の向上に努めていくとしている。

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