2019年07月02日 15:16更新
妙高市の笹ヶ峰ダムの水を利用した水力発電所が完成し、1日から運転が始まった。土地改良区が施設を運営し、売電も行う。
完成したのは笹ヶ峰発電所。笹ヶ峰ダム本体の直ぐ下に設置された。発電方法はダムの湖面から33.5mの落差を使い、水車を回す。
水量は最大毎秒3.8トン、発電量は年間4,022メガワットアワーで、これは一般家庭の約900戸分に相当する。
この発電所は、北陸農政局や県などが約17億円をかけて建設した。運転管理は関川、和田、水上の3つの土地改良区があたる。
ここで得た電力は東北電力が買い取り、その収益は土地改良施設の維持管理費用に充てられる。これによって、農業者の負担軽減につなげようという狙いがある。
1日に開かれた稼働記念式典では、関川水系土地改良区の齋藤義信 理事長が発電所の完成に感謝し「安定的に売電益を得るには笹ヶ峰発電所の効率的な稼動と運営が不可欠。3土地改良区の組合員6,130名の期待に応えるよう努力していく」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年7月1日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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