2019年06月29日 20:10更新
人口減少が続く上越市板倉区で、市民団体が地域資源を生かしたまちづくりのアイデアを出し合い、にぎわいを作り出そうと奮闘している。
活動しているのは、商工会やJAの職員などで作る「板倉区光ヶ原高原にぎわい創出実行委員会」だ。会では、板倉のシンボル光ヶ原高原を生かした観光振興事業を立ち上げようと東北電力の地域貢献事業「まちづくり元気塾」のサポートを受け、企画を練っている。
29日と30日には、事前に行った現地視察で出されたアイデアをもとに企画を絞り込むワークショップが開かれた。また、この日は地元の中学生3人も参加し、大人たちに混じって意見を出し合った。
中学生の一人は「人口少なくても元気ある学生が楽しいと思える街にしたい」と意気込んでいた。
委員会の増村剛委員長も「高齢者から中学生まで関心もって考えている。何とか形にしたい」と話していた。
ワークショップでアドバイスを送るのは、地域づくりが専門の東北学院大学柳井雅也教授。板倉には可能性があるという。
柳井教授は「民泊も可能だし、おいしいお米もある。何より人が輝いている。こういうところには未来がある。夢を描くだけでなく実行可能な企画までつくりたい。」と話していた。
この日参加者からは、四季折々のスポーツイベントや地元の農産物で作ったメニューをそろえたレストラン。さらに、雄大な景色を売りにした音楽フェスティバルなどのアイデアが出されていた。アイデアの一部は、夏から秋にかけて社会実験を行い検証したあと、10月には実現可能な企画としてまとめられる予定。
※ご覧の記事の内容は2019年7月1日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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