2019年06月28日 17:11更新
JAえちご上越は中食・外食に使う業務用米のニーズが高まる中、業務用に開発された「つきあかり」の栽培方法を学ぶ研究会を開いた。
「つきあかり」は中食や外食向けの業務用米。現在JAえちご上越には、コンビニエンスストアや大手スーパーなどから1万5600トン余りの買い取り要望がある。しかし今年3月末現在つきあかりの栽培農家の収穫見込みは、要望の12%に留まっているのが現状。
研究会にはつきあかりの栽培に取り組む21の農家や法人などが参加して、つきあかりを開発した農研機構の研究者などから収量をあげる栽培や低コスト農業のノウハウを学んだ。
JAえちご上越の石山忠雄常務理事は「つきあかりは現在、実需者から26万俵の申し込みを受けている。優良な米をつくれば買って頂ける。買っていただくにはどうしたら良いかを研究会で考えていく。」と話した。
参加した農業者からは「実際収量の少ない農家も多い。農協全体でかさ上げして収量を増やし、今回の研究会で収量増に繋げたい」と話した。 JAえちご上越では今後つきあかりの収量や品質を競うコンテストを行なう予定。
※ご覧の記事の内容は2019年6月28日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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