2019年06月12日 17:07更新
今年8月に開かれる高校スポーツの祭典「インターハイ」の卓球ダブルスに、上越高等学校の髙橋洸太さんと山本謙成さんが出場する。
2人は、先月開かれた県大会で、出場した156チームの頂点に立ち、念願だったインターハイ出場を決めた。また、髙橋さんはシングルスでも3位に入り、この種目でもインターハイに出場する。上越高校卓球部としては8年ぶりの出場だ。
髙橋さんは「今までの練習が報われ、うれしかった」
山本さんも「今まで苦しかったが、最後決まってよかった」と初めてのインターハイに期待を膨らませている。
髙橋さんは、フォアだけでなくバックハンドでも得点できるパンチのある攻撃力が持ち味。
一方、山本さんはボールさばきが上手く難しいコースの球も相手に返す高い守備力がある。
ゲームでは、山本さんがチャンスを作り、髙橋さんが決める、これが必勝パターンだ。
顧問の丸山先生は、右利きの高橋さんと左利きの山本さんがペアを組むことで、コートを広く使った攻撃と守備ができていると話す。
実は、2人は幼なじみ。小学生のときから同じクラブチームに所属し、腕を磨いてきた仲間同志だ。高校進学では、2人で相談して卓球が強い上越高校を選んだ。
丸山先生は、早くから2人のやる気と実力を評価し、1年生のときからダブルスのペアを組ませた。
卓球の実力は、球を打つ量で決まるといわれるなか、2人はペアを組んだときから毎日4時間から5時間、一緒に技をみがいてきた。
丸山先生は「ミスをなくし確実な技術を身につけるには反復練習、これがすべてだ」と話す。
卓球部員のシャツには、「全てに感謝」の合言葉。
2人は「応援してくれた人のおかげでインターハイに出場できる。プレーや結果で恩返ししたい。」「県大会のようなプレーで今まで応援してくれた人に恩返ししたい。目標はベスト8。」と活躍を誓っていた。
インターハイ卓球競技は、8月15日から鹿児島県で開かれる。
※ご覧の記事の内容は2019年6月12日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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