2019年06月06日 00:00更新
上越市下門前にある上越科学館で、「うきうきケロケロカエルランド」が開かれている。日本に昔から生息しながら今ではめずらしいカエルなどを見ることができる。
カエルが展示されているのは上越科学館1階のエントランスロビー。トノサマガエルやカジカガエルなど日本在来の10種、また海外に生息する2種のあわせて12種を見ることができる。
科学館によると、カエルは昔から身近な生き物だったが、最近は都市化や田んぼの整備とともに、上越地方でも見ることが少なくなっているということ。 その中で、副館長の佐藤直樹さんは、「ヌマガエル」に注目してほしいという。
ヌマガエル
佐藤さんは「このヌマガエルの背中には線がある。新潟県内にはいない種なので、ぜひこの機会にみてほしい」と話した。※ヌマガエル 背中に線がない個体も生息する
クランウェルツノガエル
「クランウェルツノガエル」はパラグアイやアルゼンチンなど中南米に生息する種類で、ペットとして飼う人もいるそう。
アフリカツメガエル
「アフリカツメガエル」は原産地は名前の通り、アフリカだが、日本に実験動物として持ち込まれたあと、和歌山県や静岡県で見つかるなど、環境省の要注意外来生物に指定されている。
来場者にむけて佐藤さんは「カエルのイキイキした表情をみて楽しんでもらいたい。カエル総選挙もやっているので、自分の一押しのカエルをみつけてほしい」と話した。
「うきうきケロケロカエルランド」の展示は6月いっぱいまで。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日6月5日 19:00~6月11日 19:00まで)
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